アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

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澁澤龍彦回顧展

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神奈川近代文学館で行われている「澁澤龍彦回顧展」というやつを見に行ってみた。

港の見える丘公園の敷地内という風光明媚な場所に、この文学館はある。入り口付近に置かれた看板の文字を見て、感慨を深くする。曰く、澁澤龍彦生誕80年。つまり、生きていれば、今年で80歳だったということだ。
盟友・出口裕弘氏が、この回顧展の期間中にレクチャーをする予定が、体調不良により、詩人・平出隆氏に交替となった、というが、澁澤と同じ80歳という年齢を考えれば、いたって当然のことだろう。

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自転車はどこへ行った

クリスマスというのに、こんな話題で恐縮であるが、自転車の置き場を忘れてしまって、立ち往生するような人は、少なくないだろう。

つまり、こういうことである。

観察するふくろう

パリにいた頃、先立つものはなくとも、死ぬほど時間があったから、いっそ、「観察するふくろう」にでもなってみようかと思った。
「観察するふくろう」というのは、18世紀フランスの作家・レチフ・ド・ラ・ブルトンヌが、その著書「パリの夜」の中で、マントを羽織って深夜のパリを徘徊し、人々の生態を観察する様子を自ら名づけたものだ。革命前夜のパリに起きている様々な事件や人物を覗いて回るという趣向である。

パウリスカ あるいは現代の背徳

故澁澤龍彦の「マルジナリア」を読んでいて、興味を抱いたのが、レヴェローニ・サン・シールの「パウリスカ」。1797年に出版されたものの、長いこと、知られることのなかった暗黒小説だ。
澁澤は、この小説についてこう書いている。

「『パウリスカ』には、マッド・サイエンティストのような人物も出てくるし、快楽のための機械やメカニックな装置のようなものも、おびただしく出てくる。私が読んだ限りでも、なかなか奇抜で斬新な小説なのである。」(「マルジナリア」澁澤龍彦)

「パウリスカ あるいは現代の背徳」。
確かに、実に面白い小説であり、18世紀のロマン・ノワール、つまり、暗黒小説の流れの中で生まれ、さらには、19世紀のロマン主義やSFをも先取りした傑作でもある

ティファニーで朝食を

ティファニーで朝食を食べてみたい。
迂闊にもそう考えてしまった人は、かなり多いはずである。少ないはずがない。
もちろん、私も、ティファニーの朝食とはどういうものか、ついつい考えてしまったひとりだ。

ティファニーとは、ニューヨークあたりにあるのではないか、という推測はまあ、当たっているだろう。で、朝食なのだから、朝早くからやっているレストラン、いや、朝定食なんてものを出す食堂の類か、と考えてみた。朝定食、と言っても、ニューヨークである。ご飯に納豆に鮭とか、そんなものであるはずはない。生卵と海苔ぐらいは加わるのだろう、なんていう話でも、もちろん、ない。おそらく、ハンバーガーとか、ベーグルとか、スクランブルエッグとか、チリコンカンとか、そういったものが出るのだろう。食後のコーヒーは、当然のことながら、アメリカンである。

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