アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

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小早川家の秋と、パリの夏

パリ5区のstudio des ursulinesという映画館で、小津安二郎の映画をまとめて観たことがある。カルチェ・ラタンのはずれ、サン・ジャック街をちょっとばかり脇に入った、淋しい路地の映画館。トーキーを中心に20本以上の作品を上映してくれたから、ほとんど毎日通いつめて堪能した。
パリの映画館では、夏のバカンスの間、こうして、古い映画の特集などを組んでくれるのが嬉しい。

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ゴシック・ロマンとロッキー・ホラー・ショー

カルト・ムービーの元祖とも言うべきミュージカル映画「ロッキー・ホラー・ショー」について、石上三登志は、こう書いている。

「(前略)”怪奇城の伝説”に関する秀逸な批評であり、そしてオマージュでもある。」(「吸血鬼だらけの宇宙船」)

「ロッキー・ホラー・ショー」、実は、映画の元となるミュージカルが作られたのは1973年というから、「燃えよドラゴン」とほぼ同じ時期。もちろん、だからどうした、ということはないのだが、この作品もまた、「燃えよドラゴン」のように、城が舞台である。というよりも、「怪奇城の伝説」に対する意識的なパロディなのだ。

ブルース・リーとゴシック・ロマン

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ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の舞台は、香港沖に浮かぶ絶海の孤島、悪のシンジケートの首領・ハンの要塞である。ハンは格闘技・武器のマニアであり、趣味が昂じて、世界中から一流の格闘家を集めてトーナメントを開くという設定。この組織はまた、人身売買、麻薬製造の疑いがあり、その犯罪を暴くべく乗り込むのが、少林拳の使い手にして英国政府の使命を受けたブルース・リーなのだ。自ら武道の達人であったハンとブルース・リーが格闘を繰り広げるのは、古今東西の武器をコレクションした、まるで博物館のような部屋であり、見るものを惑わす鏡の部屋である。

原田知世とデジャ・ヴュ

ちょっと前の話になってしまうけれど、原田知世が結婚したらしい。
黒田さんや安達祐実の結婚、杉田かおるの離婚なんてものと比べると、世間はほとんど騒がなかったようだ。どうも納得できないが、そういうものか。
私にしてみると、原田知世は、ずうっと結婚なんてしないものだと思っていたから、ちょっと拍子抜けした。がっかりしたわけではなく、何となく拍子抜けしたのである。だいたい、アイドルが結婚したからって、がっかりするような歳でもあるまい。

戦メリ。

Gyaoで、戦メリを観た。
BOAの曲に、「メリクリ」というのがあったと思うが、もちろん、あれではない。「戦場のメリークリスマス」、略して「戦メリ」である。

「戦場のメリークリスマス」は1983年の映画で、監督は大島渚、主演に、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、という、ちょっと考えられないような人々を持ってきたものだから、当時のサブカルチャー界は大騒ぎだった。80年代サブカルの頂上決戦、ハルマゲドンと言っても良い。雑誌「宝島」なんかは、毎号、戦メリの撮影状況と関係者へのインタビューを載せ、戦メリ一色、まさに、戦メリ景気というものがあったのである。

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