アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遥かなり、一騎宇宙

プロレス・メディア、格闘技メディアが、現在のような多様性と速報性がなかった四半世紀前、「少年マガジン」に連載されていた「四角いジャングル」は、「同時進行ドキュメント」として、私たちに格闘技界の動向を事細かに伝えてくれたほとんど唯一のメディアだった。原作はもちろん梶原一騎。
次から次へと事件が起きる格闘界に、高校生だった私の胸は、毎週、熱くなっていた。

空手家・赤星潮を主人公にして、怪鳥ベニー・ユキーデと「マーシャル・アーツ」への挑戦を描いた前半、アントニオ猪木の一連の異種格闘技戦、極真会館、という二つの軸を中心に描かれた後半、そして、その二つの軸は、「猪木対ウィリー」という「世紀の対決」へと収束してゆくわけだが、この劇画が存在しなければ、この試合もあれほどヒートアップしたかどうかは疑わしい。極真空手と新日本プロレス、という、当時の格闘技界を二分する勢力が、全面戦争寸前という異常事態にまで発展したのである。
中村誠と山本小鉄はどちらが強いのか、という話題で、教室がもちきりだったことなど、今の若いファンには想像すらできまい。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。