アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

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余は如何にしてブロガーとなりし乎

きわめて衝動的なのだが、ブログを始めることにした。

それまで、ブログなどというものを自分でやろうなどという気持ちは起きなかった。最近、パソコン雑誌で頻繁にみかける「ブログ特集」みたいな記事も、だから、ほとんど読んでいない。パリの郊外で暮らす友人に、「ブログでもやってみたら?」などと薦めてみることはあったが、自分でやるつもりは毛頭なかった。
つまり、実際に、ブログってどうやって作るのか、ということはほとんど知らなかったのだから無責任な話である。

それが、このところ、知人が続々とブログに参入してゆくさまを見て、ちょっとばかり嫉妬してしまった。別に嫉妬することはないのだが、指をくわえて、なんとなく「いいなあ~・・・」と思ってしまったわけだ。
それで、きわめて衝動的にブログを始めることにしたのである。

きわめて衝動的にブログを始めることにして、ネットで調べてみたら、まあ、これが実に簡単。ブログの比較サイトで吟味し、選び、その後の登録やら設定やら、一時間ほどで作業は完成してしまった。

これで、私も晴れてブロガーの仲間入りである。
子供が新しいおもちゃを買ってもらったような、そんな気分だ。
例えば「電子ブロック」なんかを手に入れて、説明書をめくりながら、さて、何を作ろうか、と、舌なめずりをした記憶が甦る。で、実際に作ってみると、期待を激しく裏切るような仕上がりの連続に、いつの間にか押入れの隅に追いやられてしまったりして・・・。あの手のものは、前もって眺めている時が一番楽しいのである。
・・・まあ、あまり、先行きのことを考えるのはよそう。

設定自体は非常に簡単なブログではあったが、一番難航したのが、タイトル。題名。
「水平線の向こう側へ」とか、「心のアルバム」とか、そんな素晴らしいラインナップが浮かばなかったわけではない。
で、到達したのが、「アングルのバイオリン」。

フランス語では、violon d'Ingres と書いて、「趣味」とか「余技」とかいうほどの意味。
アングルというのは、絵を見たら誰でも知っている、フランスの新古典主義の画家。趣味でバイオリンを弾いては、知人や客に聴かせていたらしい。迷惑な話でもあるのだが、とにかく、そんな経緯から、「芸術家の余技」、そして、本業ではない趣味的な行為や暇つぶしを、「アングルのバイオリン」と呼ぶことになった。

私は、どうも、アングルのバイオリンだらけの人間である。ロラン・バルトではないが、「中心」に相当するものが欠けているようだ。真剣味が足りない、とも言える。

とにかく、うろうろと周縁を歩き回ってゆこうと考えている。

ブロガーとなった私。
件の友人には、改めて、「ブログでもやってみたら?」と責任を持って薦めてみるつもりである。

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