アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

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世界で一番熱い夏

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暑い。
それにしても暑い。
今年は冷夏ではないかと密かに勘ぐっていたのだが、その邪推も見事に崩された。やはり、暑い夏は今年も始まるのだ。

今まで一番暑い思いをしたのは、モロッコのマラケシュである。逃げ場のない暑さ、というものは、ここで生まれて初めて経験した。何しろ、街中を熱風が吹いているような暑さだ。カフェに入ろうが、その暑さは何も変わらない。
モロッコに入る前に数日を過ごしたセビリアなんかも暑くて、45度なんていう電光掲示板も目にしたものだが、日陰に入ればとても涼しい。逃げ場があるのである

それが、マラケシュはどうだ。

暑くて暑くて、街を散策する気が失せる。セビリアで45度だから、それ以上に暑いのだろう。湿気があるのかないのか、それさえわからない。何と言っても、アフリカ大陸の一部である。
ホテルの部屋に戻って、涼もう、とか、そういうことがまた不可能である。部屋も暑い。エアコンなんてあるわけがないのだ。ベッドの上を蝿が飛んでいる。おまけに、トイレは流れない、ときた。たまらずに、再び、外に出る。

フナ広場、というと、ヒッチコックの「知りすぎていた男」で、ジェームス・スチュアートと、ドリス・デイの息子が誘拐された場所である。その昔は、ヒッピーたちの溜まり場であり、別名「キチガイ広場」とも言うくらいだから、やはり、尋常ではないのだ。歩いていると、いきなり蛇を首に巻かれるわ、猿は襲ってくるわ、気が休まらない。

土産物屋で、熱くて甘いミント・ティーを勧められた。そんなもの飲めるか、と断わったが、いいから飲め、という。これが不思議なもので、飲んでみると、すうっと汗が引いてゆく。灼熱の街・マラケシュで、唯一、涼しさを感じた瞬間である。
あの暑さを超える暑さには、それから、出会っていない。

あまりの暑さに忘れかけていたが、今日は、7月14日、巴里祭である。
だからといって、ワインを飲んで、シャンソンを聴くくらいしかできない、しけたフランスかぶれである。
関係ないかもしれないが、ジネディーヌ・ジダンは、どんな巴里祭を過ごしているのだろうか。
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