アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

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ホタルと喜多郎

昨夜、子供の小学校で、「ホタルの夕べ」というイベントがあった。
わずかに雨が降り出した7時半、すっかり暗くなった小学校へ向かう。昨年も同じようなイベントがあったのだが、夜の学校というのは、何かわくわくする。実は、この小学校、私の母校でもあるから、高揚感もまた格別だ。普段はわからない、学校の夜の姿、というものが想像力を刺激するのだ。

hotarus.jpg「ホタルの夕べ」が何なのか、というと、もちろん、ホタルが鑑賞できるのである。校庭の鳥小屋みたいな場所に飼われているもの、そして、臨海学校で採ってきたという海ホタルが理科室で私たちを待っている。夜の理科室、しかも、ホタル鑑賞のために照明は落としてあり、正真正銘の暗闇である。おぜん立ては完璧だ。

夜になると、理科室の骸骨が動き出す、という噂を聞いたことのある人は多いだろう。おそらく、どこの小学校でも、同じような噂は流通しているはずだ。
レッサーパンダの風太君が立ちあがって見せたら、全国の動物が立ちあがった。まるで「100匹目の猿」のような話だが、そういう同時多発的な生い立ちを見せてくれるのが、都市伝説の都市伝説たる所以である。
音楽室の肖像画のベートーヴェンが笑う、なんていう話もある。ショパンは笑わないのか?
もちろん、有名な「トイレの花子さん」を忘れてはいけない。小学校は、都市伝説だらけである。正確には、「学校の怪談」か。

真っ暗闇の理科室で、海ホタルを見た。押し合い、圧し合い、で、身動きも取れなかったが、時々、携帯電話の光やデジタルビデオの光が、ホタル鑑賞を邪魔してくれる。ビデオの液晶モニタって、ずいぶんと明るいものだ。

さっきから気になっていたのだが、理科室から校庭に出てみると、何やら喜多郎みたいな音楽が流れている。校庭の片隅で、髪の長い女性シンセサイザー奏者がBGMを演奏してくれているのだ。これはいかがなものか。「ホタルと音のシンフォニー」だそうである。光と音、ということか?
喜多郎とホタル、日本の夏か?TUBEとか高中正義では駄目なのか?ハワイアンだと、ビアガーデンになってしまう、という、学校側の配慮だろうか。

やがて、謎のシンセサイザー奏者は、子供たちと「ホタルの歌」を披露してくれた。
想像してごらん、喜多郎がホタルの歌を歌うところを。
私は何ともいたたまれなくなって、「ジュースを買ってやる」と子供を急かせ、小雨の中、家路についたのである。

せっかく、夜の学校を静かに楽しみたかったのに、喜多郎はないだろう。
あれでは、ホタルも花子さんもびっくりである。「鈴虫の夕べ」だったら、生演奏のサービスはなかったのだろうか。もう少し、ホタルを信じてあげてもよかったのではないだろうか。

子供たちが「学校の怪談」を味わえるような余裕くらい、与えて欲しかった。子供たちの想像力が、夜の学校の細部に向かうような時間、そんなものがあってもよかったと思うのである。あれでは、理科室の骸骨の顎がカチカチと鳴ったとしても、聞こえやしない。

もっとも、実は、あんなシンセサイザー奏者、誰も呼んでいないんだけど・・・なんてことになっていたら、それはそれで面白い。演奏が終わったら、いつのまにか消えていた、とか・・・。
新たな「学校の怪談」の誕生である。

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Comment

魔羅一郎 says... "イイ話"
ホタルよりもタルホ・・・の私ですから、とくに一言する事も無いので、脈絡も無く、最近出会ったイイ話でも書いてみます。
寡妻の帰りが遅くなる時、我が家は東京の僻地にある故、夜道も危なかろうと、駅まで迎えになんぞ行きます。
周囲は畑、外灯も少なく、夏ともなれば虫の声が響いています。
駅に向かう道すがら、二十歳前後の若い娘が前方から歩いて来ました。デニム地のミニスカートに、ちょっとお水系らしい化粧の、如何にも痴漢に遭いそうな妙齢のセクシーな歩き方。
暗い夜道で、中年オジサンのが歩いて来て、まあ、ちょっと緊張したのでしょうか。けれど、私は品行方正な紳士ですので、何事も無くすれ違いました。
その直後です。「ぷぴ、プピィイィィ~」と、ミニのお尻から、あられも無い音が響きました。
女の子は、放屁を残して去りましたとさ。
イイもん見たなぁ、とちょっと嬉しい私でした。
それから数週間後、同じく、帰りの遅くなった寡妻の出迎え時の事です。
駅の改札前で、電車の到着を待っていました。
田舎の駅故、ほとんど人影がありません。
すると、ジャストフィットした黒いジーンスに、シャネルらしい白のTシャツ姿の、矢張り二十歳前後のスリムな娘が、お尻をプリプリ振りながら、ヒールを鳴らして歩いて来ました。セクシーな娘だな、と、露骨にならない程度に眺めていました。彼女は切符を買いました。
その時です。
「グエェェ~!」
・・・っと、カエルが潰れる様な異音が響き渡りました。
セクシー娘が、特大のゲップを放ったのでした。
いやぁ・・・またイイもん見たなぁ・・・っと、大満足の私でした。
寡妻を迎えに行く夜道が、ちょっと楽しみなこの頃です。
2005.07.05 10:37 | URL | #- [edit]
猫目 says... "何と言えばよいのか・・・?"
魔羅はん、おはようございます。

相変わらず、悦楽的な生活を送られているようで、何よりです。

ホタルよりタルホ、そうですね。
でも、お尻が光る、というのも、何となく、タルホ的ですね。
2005.07.06 09:51 | URL | #GaU3vP2. [edit]
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2005.07.07 14:22 | URL | #- [edit]

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