アングルのバイオリン

violon d'Ingres. 趣味か余技か、それとも悪ふざけか・・・ とにかくこれが私の日常。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヴァンダレイ・シウバはボサノバを聴くか

ヴァンダレイ・シウバは、ボサノバを聴くのか。
そんなことを考えたことはないだろうか。

ヴァンダレイ・シウバ。
言わずと知れた、初代PRIDEミドル級王者である。泣く子も黙るブラジル人である。
ブラジルといえば、サンバにボサノバ。

サンバならともかく、シウバにボサノバは似合わない気がする。
もちろん、マウリシオ・ショーグンでも、ムリーロ・ニンジャでもいいのだが、特にシュートボクセの連中、何となくボサノバを聴かないように思えるのだ。どちらかと言うとサンバである。やつらはサンバのリズムで闘っている。に違いない。
これが、ブラジリアン・トップチームとなると、意外と、ボサノバを聴いている気がする。ノゲイラ兄弟やアローナあたりもあなどれないし、総帥マリオ・スペーヒーに至っては、練習の合間に木陰でギターなんかを奏で、火照った体を冷ましていそうだ。そして、ひとたび歌い出せば、ジョアン・ジルベルトなみの甘い声である可能性は高い。いつの間にかマリオのまわりに集まって耳を傾けるノゲイラやアローナ、ブスタマンチたち。涼しい風が通りぬけて、木々がざわざわと鳴り、いつしか、空は赤く染まっている。隣のコーヒー畑の農夫も、思わず収穫の手を休めて聴き惚れているようだ。
「ジザフィナード」の弾き語りを終えると、「今日は、もう練習やめようか。」マリオがぽつり呟くのである。
サウダージあふれるマリオのボサノバ、聴いてみたいのは私だけか?

グレイシー一族は、微妙である。サンバもボサノバも聴かないのではないだろうか。音楽などには興味がない一族なのである。ヒクソンはサーフィンをやるというから、ビーチ・ボーイズでも聴くか?いや、それはありえないだろう。下手をすると、シタール音楽などをかけながら、ヨガ・トレーニングをしていそうだ。
暴れん坊・ハイアンは、確か、小柳ゆきの歌を入場曲に使っていたはずである。自分で選んだと豪語していたが、どうもそのちぐはぐさが、ハイアンらしくて悪くはなかった。ハイアンあたりなら、プライベートで、ポルトガル語のヒップホップなんかを聴くかもしれない。

シュートボクセ・アカデミーは、クリチーバという都市にある。シウバやショーグンなんていう連中がごろごろ歩いているのだから、喧嘩上等の危険極まりない場所だと思っていたら、意外や意外、ブラジル国内でも最も治安の良い文化都市で、何と、姫路市と姉妹都市だそうだ。シウバと姫路、どこかおかしい。

もともと、リオやコパカバーナで、革新的で洗練されたシティ・ミュージックとして誕生したボサノバ。そんなイメージから、シウバは聴かないだろう、と勝手に判断していたのだが、見当違いだったか。

ちなみに、ブラジリアン・トップチームは、リオにあるが、こっちの方がよっぽど危険らしい。特に、例のカーニバル最中は、軍隊まで出動するというから相当なものだ。そういう時、ブラジリアン・トップチームの連中はどうしているのだろうか。ボサノバなんて聴いている場合じゃなくて、つい、サンバに熱くなってしまうのだろうか。マリオも、ギターを投げ出してサンバを踊るのだろうか。

その頃、もしかしたら、クリチーバで、ハンモックに揺られながら、シウバは涼しげにボサノバを聴いているのかもしれない。人は見かけによらぬものだ。
「イパネマの娘」を聴き、口ずさむシウバ。
ちょっとは、見たいと思うでしょう。
スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://libertin.blog11.fc2.com/tb.php/47-564e5089
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。